NO クローン NO LIFE

クローン病に人生を振り回されてる人が書くブログ

令和元年。クローン病患者、プリセプターになる。

f:id:nava-yu:20190506064215p:plain

私は看護師として働いているクローン病患者です。
 
なばーゆと申します。
 
 
令和となり、わたしの職場での立場も上の方の一存により様変わりました。
今年わたしが師長によりおおせつかった役柄はプリセプターです。
 
プリセプターとは何かと説明いたしますとプレデターとは違います。
新しく就職してうちの病棟に配属されて来た新卒1年目看護師の教育係をプリセプターと言うのです。
 
今年はうちの病棟には5人のキャピキャピの20歳の女の子たちがやって来ました。
5人と言うのは例年になく多いです。
新しい子が来れば病棟なんかでは「これだから最近の子は・・・」と小言の一つでもいう先輩が現れるのが通例ですけれども、今年入って来た子らはすごいですよ。
 
すごくみんなメモを取るんです。
わたしが説明すること一語一句メモってんじゃねーの?と思うくらいメモをしている。
たまに質問して来たと思ったら非常に的を得て本質を理解した様な質問をしてくる。
ついわたしも「良い質問ですねぇ」って言ってしまいました。
プリセプも何人か居て今年の1年目の子らのことについて話すんですけど「今年の一年目さん、なんか良くね?」とか「今年は大丈夫な気がする」とか肯定的な話題に終始しています。
 
正直わたし、あの調子で成長されたら2、3年で看護師として抜かれそうだなーとマジで思う今日この頃。
あまりに感心したので一年目さんを見習おうとメモ帳まで買いましたからね。
そんで「メモの魔力」とか言う自己啓発本まで買いましたからね。
 
新人には色々教えなきゃいけない立場なんですが、わたし、学ぶ姿勢とかを新人の子らに教わっております。
なんせわたしなど看護師としてちょっとキャリアが長いだけのおっさんですからね。
人間として良いと思ったところは1年目さんであろうが見習っていきたいと思います。
そう言う自分は嫌いじゃないわ。
 
なばーゆでした。