クローン病患者。無理やり退院する。
おはようございます。なばーゆです。
今日は小腸切除術で入院した日々のことをもうダイジェストにまとめて書いてしまおうと思います。
術後2日目!
この日印象的だったのはバルーン(おしっこの管)を自分で抜いたことです。
術後の痛みが徐々に緩和されてくるにつれ、フェンタニルの流量を下げていったんですけども、それで痛みが強くなることはなかったんですけど代わりにおしっこの管が苦痛になってきたんですよね。男の人で若ければ若いほどこのおしっこの管を苦痛に思う人は多いです。
仕事で男の人のおしっこの管抜くさいみんな悶絶してたので僕も覚悟を決めてたんです。今回は看護師さんに言って自分で抜かせてもらいました。
実際体験してみてなっかなかの痛み?というか何だろう。衝撃でしたね。でも自分で抜けたのは嬉しかった。
術後3日目!
この日初めてガスが出ました。お腹はパンッパンに張ってたので本当にしんどかったです。
ガスは出たけどうんこは出る気配なし。ていうかあんだけニフレックで下痢させといてうんこなんてもうないんじゃないの?って思ってました。
あと痛み止めをOFFにして、個室から大部屋に移りました。
個室料を払わないといけないことを心配してましたけど大部屋がいっぱいのため無料とのことでした。一安心です。
大部屋はまぁ当たり前ですが、おじいちゃんの楽園で。いびきがすごいのと詰め所から聞こえる心電図モニターのアラームが気になってびっくりするぐらい寝れませんでした。
入院してこの寝れへんし、苦しいし、うるさいしっていうこの日が一番地獄でしたね。
患者さんって大変だなマジでって思いました。
術後4日目!
初めて便が出ましたよね。思ってたよりたくさんでましたよね。やっぱり血が混じってるのか黒っぽかったですね。でも便が出てとても嬉しかったことを覚えています。
この日から1日5000歩歩くことをスタート。1000歩づつ毎日増やしていきました。
術後5日目
食事が始まりましたよ。3分粥です。美味しかったー。
そして夕方腹腔ドレーンも抜去してもらいました。ニュルっという感触が気持ち悪かったです。でもこれで夜寝やすくなりました。
あとは点滴です。
この点滴が痛いのなんの。ビーフリードっていうこれ入れてりゃまぁ死なないっていう輸液なんですけどこれ濃度が濃いから浸透圧の加減で血管痛を起こしやすいんですよね。
こんな痛いのか、っていうレベルで痛かったですけど腫れてないし、赤くなってないしで漏れてなさそうなので入れ替えは希望しませんでした。
術後6日目
6日目ともなるとだいぶ体も楽でした。でも初めてシャワーに入りましたけど体力の衰えを感じましたね。めちゃくちゃしんどかったです。
体力落ちたなぁって実感しました。
63kgあった体重も58kgまで落ちていました。お腹に貯まってた脂肪がごっそり落ちてたのには驚きました。1週間で5kgの入院ダイエット。あれはおすすめできません。
食事の形態もすごい勢いで上がっていきました。
朝食:3分粥 昼食:7分粥 夕食:全粥 とうなぎ登り。
んでこの日、嫁に電話してみたら娘は風邪ひいてるし嫁妊娠6ヶ月だしでめちゃくちゃしんどいと言ってました。そりゃそうだよな。
もともと一泊二日の予定だった検査入院がなんやかんやで一週間以上経過しててずっと嫁1人で家のことやってんだもん。
これは辛いよな。なばーゆ、動きます。
てことで、訪室してくる主治医に家の現状を説明。
もう点滴抜ければやることないんだし自宅に帰してくださいと嘆願しました。
そしたら無理をしないということを条件に翌日の退院が決まりました。
入院中お利口さんにしていたので医者も信用してくれたのでしょう。
入院手術したのが12/17。予定では退院が12/28でしたが早めて12/25でした。
8日間の入院でかかった費用が確か1万7000円でした。これ普通だったら数十万ってレベルなのに1万7000円で済むとか、国には感謝です。
8日間でしたが患者体験が出来て勉強になりました。
入院期間8日間でナースコールは1回しか押しませんでした。
だって忙しいもんねー。
とくに消化器外科病棟は忙しい所ですから、大抵仕事できる人が集まるんです。でも今回入院した病院は落ち着いてるように見えたしナースコールもなんか少ないしでうちの病院との違いに驚きました。なんでだろう。患者の質が全然違う。
あーでも、年末ってこともあるかも。
これは余談ですけど看護師さん若い人ばっかりの病棟で、ほっとんど年下の人ばっかりでした。
1人だけ看護学校時代に好きだった子にそっくりな看護師さんが居てその子が担当の日は嬉しかったです😊これは嫁には内緒で。
てな感じの入院生活でした。
無理やりだーっと書いたので書いてないことも山ほどありますけど小腸切除の入院記はこれで終わらせようと思います。
あと10日ほど休みなので仕事に復帰できるよう、リハビリして体力を回復させておきたいと思います。
ではまたー
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