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クローン病に人生を振り回されてる人が書くブログ

クローン病患者、初詣でおみくじ凶を出す

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おはようございます。なばーゆです。

今日は昨年末に行った小腸切除の術後1日目の話でも書こうと思ってキーボードを叩いていますがその前にちょっと聞いてください。

 

わたし今年は小腸を切った加減で年末年始休みになったのでリハビリもかねて毎年親戚が行ってる初詣に10年ぶりぐらい?についてったんですよ。

 

いくところは毎年決まってまして、かの有名な比叡山延暦寺です。

滋賀県の山奥にあるんですが、ここに1月1日の元旦に親戚一同が集結するのが恒例となっているんですね。

 

でね。この比叡山延暦寺での初詣ではいつもルーチンがあるんです。

 

根本中堂でお参り→大講堂でお参り→鐘を鳴らす→おみくじを引く→そばを食う→記念撮影→帰宅

 

 

このように、お参りの過程で毎年おみくじを引いているんですが、母親曰くこのおみくじが当たると。すごいぞと。

母親は毎年引いており、おみくじ通りの1年になると話していました。

なので今年は私も引いてみたんですね。今年1年どうなりますか〜と念じながら

 

そしたらまぁ、なんと凶がでたんですよ😱

お坊さんも私におみくじ渡すとき「いいことがありますように〜」みたいなことを小声で言ってたので嫌な予感はしたんです。

びっくりして動揺してしまってじっくり読んでないんですけど(写真撮っとけばよかった)病気のところには「医者を変えるな」と書いてあったのは覚えてます笑

 

ほとばしるメッセージ性を感じながら私はおみくじをくくって帰ってきました。

あと「願い事は叶わない」とも書いてありましたね😇

 

おもしれぇ。

これはわたしへの挑戦と受け取って今年は自分の力で大吉にしたいと思います。

 

 

おみくじの話が長くなってしまいました。

 

小腸切除術後1日目もしんどかったですねー。

お腹が張りまくってました。腸が動いてないんですよ。

寝たきりだし全身麻酔や麻薬を静注してる加減で腸がおやすみモード。

ガスが溜まってすごいしんどかったです。

 

痛みは耐えられる程度になってましたね。フェンタニルは徐々に流量を下げていきました。

ただ寝返り打つときとか咳する時が激痛でした。

看護師さんが朝、夕にアセリオっていう痛み止めを入れてくれるんですが全く効果ありませんでした。(もはや水じゃん)と思いながら点滴してくれる看護師さんには「ありがとう〜」と言ってました。

 

で、歩行練習ね。術後1日目から離床するのはどんな手術をしても同じです。

歩いて腸を動かさないと。

ただ痛みはまぁ痛いんだけどそれよりきついのは吐き気でした。

これも全身麻酔と麻薬の副作用なんですが目的地までは歩けたけど吐き出しそうになったため帰りは車椅子で送迎されました。

 

あとね。術後はおしっこの管が入るんですよ。

これが入るということは1日1回陰部洗浄を必ずされます。尿路感染を防ぐためです。

私も数百人というお年寄りの陰部洗浄をしてきましたけどまさか33歳にして自分がされるとわ・・・。

 

しかもね。めちゃくちゃ若い可愛らしい女の看護師さん2人がしてくれたんですよ 笑

(おばちゃんか、男の人がよかったな〜)と思いました。

でもこれが今思うと不思議なんですけど思ってたより恥ずかしくなかったんですよね。

おそらく麻薬の加減で意識レベルちょっと落ちてたんだと思いますけど、「お任せしまーす」っていう感じでした。

でももう嫌ですけどね。

 

あと腹腔ドレーンも入ってましたね。お腹からも1本管が出ている。

わたしは消化器に勤めたことないので初めて腹腔ドレーンが入った患者をみましたよ。それが自分になるとは思いませんでしたけど。

 

なんにせよもうね。地獄でしたけど今となってはいい経験でした。

辛い過去って過去になってしまえば掛け替えのない財産ですね。少しは患者の気持ちがわかる看護師になれたかと思います。

 

 

ではまた〜

 

 

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