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クローン病に人生を振り回されてる人が書くブログ

小腸を切除してみたら思ってたより痛かった。

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激痛でした。

 

 

 

こう書くと今後手術される方々に不安を抱かせてしまうかもしれません。 

安心してください。

これはわたしの場合ですからね。

小腸を切除された先輩方であるドンさんとかkengorowさんの手術記を見るとそんなに痛がってなかったような気がします(気がするのかよ)

 

わたしの場合はほら。緊急手術だったからかな。

いや、何が理由だったかわかりませんけど術後すぐは激痛でした(手術したからな)

 

身の置き所がない。とはまさにあのことです。

術後は痛み止めで麻薬を使うんですよ。わたしの場合フェンタニルというやつでした。

 

硬膜外に管を通してそこから痛み止めを入れるやり方もありますが、わたしの場合は術後の点滴の側管から入れてました。だからそういった投与方法で痛みに差が生じるのかもしれません。

 

フェンタニルは1ml/hで開始だったんですが、わたしの場合痛すぎて1.6ml/hくらいまで流量を上げてもらって投与しました。

んでナースコールみたいなボタンが付いてまして、それを押すと1ml麻薬がフラッシュされるんです。そしてロックアウトって言って1回押すと15分間ボタンを押せなくなるんですが、最初は15分毎に押してましたね。だって身の置き所がないんだもん。

 

 

あの時の痛みをどう表現すれば的確か。

腹筋を絶えず全力でやって筋肉痛に悶え続けている感じが一番近いです。

こう書くとなんだよ、筋肉痛かよ。って思うと思いますが、あれは耐えられるものではなかったです。めちゃくちゃしんどかったんですよ。

 

 

 

 

手術は19時に始まって、終わったのが23時でした。

嫁は娘が2歳なので付き添えなかったんですが、代わりに母親が付き添ってくれたんです。

 

母親は偶然にも(?)わたしと同じ看護師をしてまして、めちゃくちゃ介抱してくれました。

体位交換もしてくれたし手も握ってもらったし、背中もさすってもらいました。

 

今回ちょっとびっくりしたのがめちゃくちゃしんどい時ってほんとに手を握ってもらうと安心するんですよ。

まさか33歳にもなって母親に手を握ってもらうなんて思ってもみなかったですし背中をさすってもらうなんて思ってもみませんでしたから、恥ずかしいってよりめちゃくちゃありがたかったですね。

こうやってあの時のことを思い返すだけで、母親には感謝の想いが湧いてきます。

 

この経験はわたしの看護師人生として大きな意味を持つと思います。

これから患者さんに優しくできそう。

 

 

術後すぐは激痛でしたがフェンタニルの流量を上げたことと母親の介抱のおかげか2時間後には眠れそうな程度に痛みは緩和されていました。母親には感謝を伝え帰ってもらいました。

 

そこからは痛いのは痛いけど寝まくりましたね。

どんなけ寝ても寝れるというスイマーズハイでした。

kengorowさんが術後の痛み止めで意識がハイになると書いておられましたが私にそれは全く起こりませんでした。私は逆に意識がボーッとする様になりました。

なので麻薬や鎮痛剤の副作用は人によって異なるのかもしれません。

 

 

次回は術後1日目のことを書きたいと思います。

 

前の記事はこちら

nava-yu.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

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