NO クローン NO LIFE

クローン病に人生を振り回されてる人が書くブログ

令和元年。クローン病患者、プリセプターになる。

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私は看護師として働いているクローン病患者です。
 
なばーゆと申します。
 
 
令和となり、わたしの職場での立場も上の方の一存により様変わりました。
今年わたしが師長によりおおせつかった役柄はプリセプターです。
 
プリセプターとは何かと説明いたしますとプレデターとは違います。
新しく就職してうちの病棟に配属されて来た新卒1年目看護師の教育係をプリセプターと言うのです。
 
今年はうちの病棟には5人のキャピキャピの20歳の女の子たちがやって来ました。
5人と言うのは例年になく多いです。
新しい子が来れば病棟なんかでは「これだから最近の子は・・・」と小言の一つでもいう先輩が現れるのが通例ですけれども、今年入って来た子らはすごいですよ。
 
すごくみんなメモを取るんです。
わたしが説明すること一語一句メモってんじゃねーの?と思うくらいメモをしている。
たまに質問して来たと思ったら非常に的を得て本質を理解した様な質問をしてくる。
ついわたしも「良い質問ですねぇ」って言ってしまいました。
プリセプも何人か居て今年の1年目の子らのことについて話すんですけど「今年の一年目さん、なんか良くね?」とか「今年は大丈夫な気がする」とか肯定的な話題に終始しています。
 
正直わたし、あの調子で成長されたら2、3年で看護師として抜かれそうだなーとマジで思う今日この頃。
あまりに感心したので一年目さんを見習おうとメモ帳まで買いましたからね。
そんで「メモの魔力」とか言う自己啓発本まで買いましたからね。
 
新人には色々教えなきゃいけない立場なんですが、わたし、学ぶ姿勢とかを新人の子らに教わっております。
なんせわたしなど看護師としてちょっとキャリアが長いだけのおっさんですからね。
人間として良いと思ったところは1年目さんであろうが見習っていきたいと思います。
そう言う自分は嫌いじゃないわ。
 
なばーゆでした。
 
 

クローン病受診〜新しい主治医との出会い〜

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こんにちは、なばーゆです。

 

〜新しい主治医との出会い〜とかなんとか銘打ってますけど特に何もドラマティックなことは起きてません。

 

 

人間って生まれてくるとき親は選べないとかって言うじゃないですか。

 

クローン病患者にとっても主治医は選べないんですよね。

いや、厳密に、選ぼうと思えば選べるんですけど、今回の主治医は私が選んだわけではなくてご縁があって私の主治医になられたわけで。

 

こないだ2ヶ月に一度の受診で初対面して来ましたけど、悪い人ではなさそうでしたよ。

 

4月体調悪かったので採血結果も悪くなってんじゃないかなぁって思ってましたけど全然でした。

今手元に採血データがないので忘れましたけどCRPも0.05とかだったような。

なのでいつも通り同じ薬が処方されて診察は終わりました。私が今処方されている薬は以下です。

 

・アザニン

ミヤBM

・ヒュミラ

エレンタール

 

以上です。お馴染みの4つです。

5月は食生活をもっと改善して健康に生活していきたいですねー。

令和チャレンジとしてネタがなくても無理やりブログを更新してみるなばーゆでした。てへ。

 

 

走るクローン病患者

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私は今年の初めに1年間の目標を大きく5つ掲げました。

そのうちの1つがこれです

 

 

一年間で365kmランニングする

 

 

クローン病になった2年前は体重がいっきに10kg落ち、生まれたばかりの娘(2.5kg)を抱っこするのもしんどかったです。

そんな私も医者にかかり2年かけてヒュミラやエレンタールに肩を支えてもらいながらなんとかここまで体力を戻してきました。

 

やっとランニングを趣味に出来る程度のレベルまで。

 

4月は体調を崩したので全然走りませんでしたが、今のところトータル一年で365km以上走れるペースでランニングを続けられています。

 

そんなクローン病患者の私が思うランニングを初めてわかったランニングの効能を発表します

 

 

①早起きできるようになった

これを私は1番実感しています。

休日などは起きたら昼前がデフォだった私にとって5時起きなんて夢のまた夢でしたがランニングしてから自然と明け方目が覚めます。

決定的だと思ったのは先月4月調子悪くて全然走ってなかったら案の定早起きも出来なくなりました。

走ると体力が増えて睡眠にそこまで体力回復を依存しなくてもよくなったからだと思います。すごいよね

 

 

②なにかとやる気が出る

これも私にとっちゃおいしい効果です。

ランニングって主に足とお尻の筋肉の筋トレになるんですけど筋トレ=男性ホルモンの分泌が促されますから何かとやる気が出てやりたいことをJUST DO ITで取り組めちゃうんです。

それが証拠に今このブログ書いてるのもさっき6km走って帰って来てお風呂で書いてます。人間て単純な生き物ですね。

あと血流がよくなりますから頭も冴えますし普段よりクオリティの高い仕事が出来ます。

 

 

あとは痩せるとか、お腹が空いてご飯が美味しいとか、疲れにくくなるとかありますけど特に私がありがたがってるのが上記の効能2つです。

 

 

でも最後にクローン病患者さんでランニングしようと思ってる方にひとつだけ注意して欲しいことをお伝えします。それは

 

ちょっとでもしんどかったら走らないこと!

 

体調が悪い時に走るとマジで体調崩します。

私もクローン病再燃期に体調悪いけど走りたくてしょうがなくて無理して走ったら一気に体調崩しました。

特にクローン病っていう病気はそれが顕著だと思います。

だから自分の身体と相談して身体が走りたがっていてかつ身体の調子もいいなって思う時のみ走るようにした下さい。身体と相談するのが大事です。

 

なばーゆでした。

 

 

 

 

クローン病患者の4月まとめ

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令和になってしまいましたね。

 

元号に変わるイベントなんて人生であと一回あるかないかの特別な節目だと思ったので私は令和チャレンジなる物を今月から始めようと画策しています(筋トレとかさ)

 

5月になったので4月の振り返りをしようと思い今キーボードを打っています。

思い返せば4月はあまりいい月ではありませんでした。

何かとうまく行かない1ヶ月でした。日常生活や計画していたこと、精神面などなど・・・全然ダメ! なぜうまく行かないかってもう根本的な問題は健康かどうかです。

 

 

やはり体の調子が悪いと色々調子が悪い!

 

 

それを実感したひと月でしたね。健康が第一!!!

 

では毎月恒例の今年1月に立てた目標が達成されたのか一つ一つ簡単に振り返ります。

 

 

①ブログ100記事書く!

来ました!4月に書いた記事は1記事のみ!

完全なる停滞期。大殺界。ブログ書く気なんて微塵も起きなかったしブログのことなんてどうでもよかったです。

ブログ書きたい欲とかブログのモチベーションって当たり前ですが波があるんですよ。4月はほんと全然何も自分の内側に燃えるものがなくて何も文章をアウトプットしたいと思いませんでした。

このままでは今年100記事書くという目標は達成出来ません。早速ピンチです。

下記は2019年の月別ブログ記事数です。

見事な右肩下がりですね

!おあとがよろしいんとちゃいまっか!

 

 

②体調不良にならずに仕事のローテを守る!!

仕事は休まなかったけど体調はダメでした。

体がだるかったです!お腹も張ってたし!でも仕事休まなかったからよし!!

 

 

③1年間で365km走る!!!

体調が悪いのに走れるわけがないとな。

体調が悪いときに走ったらもっと体調が悪くなるわさ。

ということで自重してあまり走りませんでした!

手帳で確認しましたけど1ヶ月で11kmしか走ってません!やばいよやばいよ

 

 

④1年間毎日看護関連の勉強をする!!!!

体調は悪くても勉強は毎日欠かしませんでしたね。

そこんとこはほんと偉いと思います。いいぞいいぞ!

 

 

クローン病の人たちとエンカウントする!!!!!

そんな暇なし!!!!!!!

 

 

 

以上!!!!!!!

 

クローン病患者の3月目標達成まとめ

 

 

 

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わたしの中では毎月恒例の2019年の正月に設定した3月の目標達成まとめー!

 

 

①ブログ100記事書く!

年間で100記事を達成しようと志した正月の熱いわたし。

徐々にその目標に対する熱が冷めてきました。毎年のことです。熱しやすく冷めやすい。ある意味鉄のような男です。人はそれを凡人と呼びます。

ひと月に8.3記事書けば1年で100記事達成となりますが3月のわたしは何記事書いたのでしょうか?

 

さっき確認して驚きました。なんとわずか3記事!

1月に10記事、2月に11記事書いて順調に貯金を増やしていたのにいきなりのペースダウンとなりました。もはやわたしの貯金は0よ。

今日から新年度です。4月から借金生活とならないように頑張るぞ!

 

 

②体調不良にならずに仕事のローテを守る!!

聞いてください。

わたし3月末あんまり体調よくなかったんですよ。

とにかく体が怠いんです。なんでー?って思ってたらヒュミラがその日切れる日だったんですね。

あー。わたしの体調はやはりヒュミラ頼みだったのか・・・。と少し悲しくなりました。

でもまあ体調は崩すことなく一月仕事には通い切りました。一応目標達成。

 

 

③1年間で365km走る!!!

今手帳がないので正確にはわかりませんけど3月もランニングはしてました。

ただ前述したように後半体調が少し芳しくなかったため長距離走ることは控えました。

でも3月はたしか35kmくらい走ったんかなぁ。どうだっけ?

体調が良くないと好きなことも出来なくなる。健康の大切さを改めて実感した一月となりました。

 

とりあえず目標は達成したと思います。

 

 

④1年間毎日看護関連の勉強をする!!!!

この目標だけ順調ですかねー。先月より3月は勉強のエンジンかかってた気がします。

1日休めばもう勉強しなくなりそうで怖いのでこのまま毎日勉強続けて素晴らしい看護師になるように頑張ります!

2月に職場のリーダーするのが嫌だって記事書いてましたけど現時点でもうリーダー8回くらいやりました。意外となんとかなってよかったです。

今年わたしの病棟には5人の20歳のキャピキャピ新人看護師が配属予定なのですがわたしがプリセプターになりました。なんとかなるでしょうか。なんとかなって欲しいです。

 

 

クローン病の人たちとエンカウントする!!!!!

3月も特に進展なしです!

リアル生活が忙しいということを言い訳とさせていただこうか・・・グスン。

 

 

 

以上です!

クローン病にマグミットが効くってほんとなの?

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うちの職場には専属の薬剤師さんがおられて一昨日くらいに話しかけられたんですよ。

その時の会話で驚いたことがあって、ってタイトルの通りなんですけどクローン病にはマグミットが効果があるって教えてもらったんです。

 

でもマグミットってなんかクローン病との相性ものすごく悪そうじゃないですか。

マグミットを知らない方も多いかもしれないので簡単に説明します。マグミットって言うのはそもそも下剤に分類される薬なんです。マグミットは腸管内に水分を引いてきて便を柔らかくして排泄しやすくするお薬なんですけどね。

結構メジャーな薬でお年寄りで便秘気味の方は飲んでる率が高い看護師にとっちゃお馴染みのお薬です。

 

そんなマグミット。便を柔らかくして排泄しやすく作用がある。しかし柔らかくするも何もクローン病の人の便なんてものは柔らかいどころの騒ぎでは無いわけで。柔らかいのピリオドの向こう側の状態なわけで。

そんなクローン病の人がマグミットなんて飲もうもんならすごいことになりそうなのですが、薬剤師さん曰くクローン病にはマグミットが効くと言うのです。

わたしはんな訳あるかい的な状態だったんですけど薬剤師さんが言うならそうなのでしょうかね。

その時の会話です↓

 

 

薬剤師「あっなばーゆさん」

 

な「どうしたの薬剤師さん」

 

薬剤師「なばーゆさん前なに使ってるって言いましたっけ?エンブレルでしたっけ?」

 

な「ヒュミラ使ってるよ」

 

薬剤師「それはなんでなんですか?リウマチですか?」

 

な「違う違う。僕はクローン病なの。」

 

薬剤師「そうだったんですか!僕ね、大学時代の研究でクローン病を研究してたんですよ!」

 

な「まじで!?」

 

薬剤師「なばーゆさん、クローン病にはマグミットが効くって知ってますか?」

 

な「は!?マグミットって下剤の!?」

 

薬剤師「そうですそうです。研究でね、クローン病のマウスにマグミットを与えたら炎症が抑えられたんですよ。潰瘍性大腸炎のマウスは腸の長さが短くなるのが抑えられました。」

 

な「マジで!それなんでなの?」

 

薬剤師「なんでかを説明しようと思ったらすごく長くなるので説明はしませんけど、これを見てください(PC画面で英語の論文を見せてくる)

 

な「ごめん。全然読めない」

 

薬剤師「大丈夫です。この画像です。ほら、マグミットを飲んだマウスの腸は長さが保たれて炎症が抑えられてますよね」

 

な「ははぁ、ほんとだね。え、つまりはマグネシウムクローン病に良いってこと?」

 

薬剤師「そう言うことです。猿でも同じ結果でした。」

 

な「クローン病のネズミって居るんだね」

 

薬剤師「これはマウスにクローン病の種を注入してクローン病にするんですよ」

 

な「えええ、そんなことできるの。クローン病がなにかわかってるんだったら治せるんじゃないの?」

 

薬剤師「それはできないんですよ。」

 

な「なんでだよ。治せる薬作ってよ。」

 

薬剤師「ハハ・・・」

 

 

こんな感じでした。

マジなんですかね。論文もあるってことはエビデンスがあるってことですし。

でも冒頭でも言ったようにクローン病とマグミットってすこぶる相性が悪いと思うんです。だからクローン病でマグミットなんて処方されてる人はいないと思います。

ほんとだとしてもわたしはマグミットは飲みたくないですけど^ー^;

このことを伝えたら薬剤師さんは「ああ・・・、そうですよね・・・。」と残念そうにしてました。

 

 

 

クローン病が治る薬見つかると良いなぁ。

次の受診までにエレンタールを全て消費しようと思ったら

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わたしはエレンタール割と好き人間である。

 

大好きではない。どちらかと言えば飲み物ではコーラの方が好きである。

エレンタールとコーラがテーブルに並べてあってどちらもご自由にお飲み下さいと書いてあったとしたらわたしはすぐさまコーラを手に取ると思う。

なのでアメトークで「エレンタール大好き芸人」と題された回があったとしてもわたしにオファーは来ないかもしれない。ていうかそもそも芸人ではないし・・・。

 

 

しかし健康第一を座右の銘にしている手前、エレンタールを飲まない訳には行かない。

エレンタールはすごい。あの白い粉を水に溶かして飲む未来には健康第一という私の理念と合致した明るい未来が見えるのである。

あの白い粉を習慣的に飲むことによって、どれだけ多くのIBD患者が再燃を免れたであろう。

 

 

 

このまま書いてたら変な方向に行きそうなのでこの辺でやめといてですね。

 

 

わたしはエレンタールには感謝してるんですよ。

今のこの健康な生活も、エレンタールなしには語れないのです。

一昨年の夏。何を食べても腹痛へと変換されていた食生活。「絶食しかない」という飢餓へのレールの前に立ちはだかった救世主。それがエレンタールでした。

彼のお陰でわたしはなんとか日常生活を食べ物なしでも送ることが出来たのです。

 

 

この限りなく大きいエレンタールに対する恩。

 

それなのにわたしは最近3交代を良い事に飲んだり飲まなかったりを繰り返す毎日。

そしてクローゼットには溜まりに溜まったエレンタールの積み上げられた箱。

恩を仇で返せとわたしは教わっていない。

人間、順調な時ほど人として大切なことを忘れてしまうのです。

 

 

 

 

 このままではダメだ!

 

 

 

このエレンタールに対する限りない恩を返すために、どうすれば良いか。

「感謝の正拳突きを1日1万回!」構えて祈り、突いて構える!

そんな日々を過ごしても良いですけどわたしに一日16時間も暇はない。却下。

 

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なのでわたしは次の受診日までにこの大量のエレンタールを消費しようと決意しました。

全てのエレンタールをわたしの体の中に流し込み、全てのエレンタールと一体化することが出来たなら。

それでわたしが今より更に健康になることが出来たなら、それがエレンタールへの何よりの恩返しになると思ったのです。

 

 

で、昨日残りのエレンタールを数えてみたのですよ。

 

 

その数162包!受診日である4/2まで1日換算で5.2包!

 

 

1日5.2包・・・?だと・・・?

無理だ。無茶すぎる。

わたしは電卓が叩き出した数字を見て唖然としていました。

これは鼻注で1日3包消費し、その上日中2包飲んでも足りない計算ッ!

 

1日エレンタールで1500kcal栄養摂ってその上今まで通りご飯を食べ続けたとしたら関取が生まれてしまう。

これは逆に不健康では?

「お釈迦様もやりすぎは体に毒で、何でも中庸が良いとおっしゃっていたではないか!」

「こんなに栄養摂ったら多分逆に肝臓にも悪い。肝臓の残業手当てだけで車が買えてしまう!」

 

 

などと現実を受け入れられず、結局どうするのが良いのかいまいち決めかねているなばーゆでした。

 

んまとりあえず無理のない範囲でエレンタールは飲んで行こうと思います。てへ

 

 

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