次の受診までにエレンタールを全て消費しようと思ったら
わたしはエレンタール割と好き人間である。
大好きではない。どちらかと言えば飲み物ではコーラの方が好きである。
エレンタールとコーラがテーブルに並べてあってどちらもご自由にお飲み下さいと書いてあったとしたらわたしはすぐさまコーラを手に取ると思う。
なのでアメトークで「エレンタール大好き芸人」と題された回があったとしてもわたしにオファーは来ないかもしれない。ていうかそもそも芸人ではないし・・・。
しかし健康第一を座右の銘にしている手前、エレンタールを飲まない訳には行かない。
エレンタールはすごい。あの白い粉を水に溶かして飲む未来には健康第一という私の理念と合致した明るい未来が見えるのである。
あの白い粉を習慣的に飲むことによって、どれだけ多くのIBD患者が再燃を免れたであろう。
このまま書いてたら変な方向に行きそうなのでこの辺でやめといてですね。
わたしはエレンタールには感謝してるんですよ。
今のこの健康な生活も、エレンタールなしには語れないのです。
一昨年の夏。何を食べても腹痛へと変換されていた食生活。「絶食しかない」という飢餓へのレールの前に立ちはだかった救世主。それがエレンタールでした。
彼のお陰でわたしはなんとか日常生活を食べ物なしでも送ることが出来たのです。
この限りなく大きいエレンタールに対する恩。
それなのにわたしは最近3交代を良い事に飲んだり飲まなかったりを繰り返す毎日。
そしてクローゼットには溜まりに溜まったエレンタールの積み上げられた箱。
恩を仇で返せとわたしは教わっていない。
人間、順調な時ほど人として大切なことを忘れてしまうのです。
このままではダメだ!
このエレンタールに対する限りない恩を返すために、どうすれば良いか。
「感謝の正拳突きを1日1万回!」構えて祈り、突いて構える!
そんな日々を過ごしても良いですけどわたしに一日16時間も暇はない。却下。
なのでわたしは次の受診日までにこの大量のエレンタールを消費しようと決意しました。
全てのエレンタールをわたしの体の中に流し込み、全てのエレンタールと一体化することが出来たなら。
それでわたしが今より更に健康になることが出来たなら、それがエレンタールへの何よりの恩返しになると思ったのです。
で、昨日残りのエレンタールを数えてみたのですよ。
その数162包!受診日である4/2まで1日換算で5.2包!
1日5.2包・・・?だと・・・?
無理だ。無茶すぎる。
わたしは電卓が叩き出した数字を見て唖然としていました。
これは鼻注で1日3包消費し、その上日中2包飲んでも足りない計算ッ!
1日エレンタールで1500kcal栄養摂ってその上今まで通りご飯を食べ続けたとしたら関取が生まれてしまう。
これは逆に不健康では?
「お釈迦様もやりすぎは体に毒で、何でも中庸が良いとおっしゃっていたではないか!」
「こんなに栄養摂ったら多分逆に肝臓にも悪い。肝臓の残業手当てだけで車が買えてしまう!」
などと現実を受け入れられず、結局どうするのが良いのかいまいち決めかねているなばーゆでした。
んまとりあえず無理のない範囲でエレンタールは飲んで行こうと思います。てへ
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