ヒュミラを初めたら医療費が安くなった話
今日は医療費の話です。なばーゆです。こんばんわ。
クローン病みたいな自己免疫疾患を抱える我々にとって医療費って頭の痛い問題ですよね。
この辺の医療費のお得情報はきっとクローン病玄人の方々にとっては至極当たり前のことなのでしょうが初心者のわたしは知らなかったことでしたので知った時は衝撃でした。
なのでわたしの様に万が一医療費が安くなるかもしれない情報を知らない方も居られるかもしれないので記事にしとこうかと思います。
大前提としてクローン病って特定疾患なので毎月の医療費に限度額がありますよね。
月2万円です。しかも2割負担で良いというおまけ付き。
クローン病のお薬って高いですから。エレンタールだってあれ本当は一包500円くらいしますもんね。あれを1日1包飲んだとしても月計算で言えば15000円ですよ。2割負担で3000円です。
特定疾患の医療費補助の制度がなければどれほど家計の首が締まるか。考えるだけで恐ろしくなります。本当に国に医療費を補助してもらえるのはありがたいことですね😢
で、ここで昨年の話なるんですけど、わたし2018年6月にヒュミラを打ち始めたんですよ。
ヒュミラってあれものすごい薬なんですけど、劇薬に指定されてるだけあって作用も折紙付なんですけど、値段も飛び抜けちゃってるんですね。
ヒュミラ1本で65144円もするんです。
そんで2週間に1回打つとして2ヶ月に1回の処方だとしても薬局で支払うのが260576円の2割負担で52115円ですよ。そんなことしたら毎日ふりかけご飯の生活になってしまうので上限額2万円負担でなんとか助かっています。
それでも1回2万の支払いはそれはそれで苦しいですよね。
んでね。9月に特定疾患受給者証の更新に保健所に行ったんですよ。
そしたらそこで対応してくださったきれいなお姉さんが良いことを教えてくれたんです。
お姉さん「なばーゆさんは指定難病にかかる月ごとの医療費総額が5万円を超える月が年6回以上ありますね。てことは「高額かつ長期」に該当します。なので月の医療費の限度額が2万円から1万円になりますよ。申請されてはいかがでしょうか」
わたしがこの時お姉さんのこの話を聞いてどれだけ喜んだか。
「申請します!します!します!しまs!」
食い気味に慌てて申請しましたよ。あの時のお姉さん教えてくれてありがとう。
つまり私の場合はヒュミラのおかげで月の医療費が5万を超える月が多くなったので「高額かつ長期」に該当したんですね。
月1万の支払いで良いってすごくすごくありがたいことです。大切にヒュミラ打たないと。
もしクローン病の皆さんでヒュミラとかレミケード使ってて医療費高いのに月2万円支払っている人がいれば保健所に「高額かつ長期」に該当しないか聞きに行かれてはいかがでしょうか。
なばーゆでした。
あと余談なんですけどぶっちゃけ私の月の医療費負担は実は3000円なんです。
これなぜかと言うと私が看護師だけど公務員だからなのでしょうか。あまり詳しくわからないんですけど私の勤めてる病院は公立だからなのか互助会って言うのがあるんです。
もしかしたら普通の一般企業にもあるかもしれません。
んでその互助会が職員の健康を維持させる一環として職員が健康診断とか、病院にいくように医療費が3000円を超える場合、超えた分を給料みたいに銀行に振り込んでくれるんです。とてもありがたい制度です。
なのでこれから就職されるクローン病の方がおられましたらその就職先にそう行った医療費補助の制度があるかどうか確かめてみるのも良いかもしれません。