小腸を風船で拡張させた話
これは昨年の話で恐縮なんですが
といっても2018年12月4日だったから、ちょうど1ヶ月前のこと。
小腸の狭窄部位をバルーンで膨らませるために1泊二日で入院したんです。
小腸をバルーンで拡張させたのは今回で3回目なんです。クローン病になって2周年にも満たない期間にバルーン拡張を3回もするなんて割とすごくないですか?
それともクローン病の人たちはこういうものなのでしょうか。
もし違うならうちの主治医は大丈夫なのでしょうか😔
時系列で言うと下のような感じです。
2017年1月 クローン病の診断
2017年7月 第1回小腸バルーン拡張術
2018年4月 第2回小腸バルーン拡張術
2018年12月 第3回小腸バルーン拡張術
なかなかわたしの小腸は狭窄しやすいようです。
でもバルーンで拡張してもらえるお陰でイレウスにならなかったり手術を回避出来ているのであればやはり主治医には感謝しなければいけません😘
では小腸バルーン拡張についてわたくしなばーゆが僭越ながら超簡単に説明させていただきます。
正式名称はダブルバルーン小腸内視鏡検査とも言います。
薬で意識を飛ばした状態で肛門や口から内視鏡カメラを入れて小腸内をくまなく観察します。
小腸は結構長いので意識を飛ばしてないとめちゃくちゃ苦しい検査です。
その際狭窄が進んでいるところがあればバルーンを膨らませて狭窄部位を広げるんですね。
ではどんな手順で検査が進むのか簡単に説明します。
①まず前日の食事ですが消化に良いもの、例えばうどんとかで済ませます。繊維の多い野菜は控えます。
②前日の夜寝る前に下剤を飲みます。
③夜中とか朝にう●こをたくさん出します。
④朝1で病院に行き、入院手続きを行います。
⑤ニフレックとか言うポカリスエットの親戚みたいな液体を2L飲みます。正直検査自体よりこのニフレックを飲むことが一番苦痛です😱
⑥点滴が始まります。あなたの担当看護師の腕を信じましょう(にっこり)
⑦うんこが綺麗になってきたら検査に呼ばれます。
⑧検査が始まるとディプリバン等の鎮静させる薬で意識を飛ばされます。
さぁあなたはまな板のコイです。あとは任せましょう。
⑨お疲れ様でした。検査当日は床上安静です。大人しくしてましょう。寝るまでに先生が検査がどうだったか説明しに来るかもしれません。
⑩翌日朝から食事開始です。胃がびっくりしないご飯を食べましょう。
以上です。
3回やって3回ともこんな感じでした。病院により多少異なるかもしれません。
検査の後は特に腹痛とかはなかったです。1回目の拡張術の時だけ便が黒くなってビビりましたけど経過観察でその後治りました。
とりあえず、検査を通して声を大にして言いたいのはニフレックについてです。
あれは本当にきついです。病院にもよると思いますが2Lのニフレックを冷やしておいてくれる病院は素晴らしい。それだけで大分飲みやすくなるでしょう。わたしのかかってる病院は常温で持ってこられるので難易度爆上げなのです。わたしの働いてる病院ですら冷やして持っていくと言うのに・・・。
エレンタール2Lならなんぼでも飲みますけどニフレック2Lは本当にきつい・・。
可能なら病院にあらかじめニフレック冷やしといてねって言っといた方がいいです。
でも最近は錠剤があるみたいですね。錠剤を飲んで、水を2L飲むって言うやり方があるらしいです。それならかなり楽だと思うので病院で聞いてみてもいいかもしれません。
なばーゆでした
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