【悲報】エレンタール鼻注デビュー!【失敗】
参った
病院に5時間もいると疲れる。
今日はエレンタール鼻注とヒュミラのデビューを果たす予定だった。すると思っていた。
あぁ、でもヒュミラのデビューには成功した。
仕事でお年寄りにインスリンを打ちまくっているわたしにとって自己注射は戦う前から敵ではなかった。割り箸でご飯を食べるようなものだった。
というわけで、ヒュミラの伝授はすぐに終わった。看護師さんが1本、わたしが3本打った。ちょっとだけ痛かった。
今のところ身体に特に変化はない。
さて、エレンタール鼻注のデビューだ。
わたしはこれを極めたかった。
この手技を獲得して自宅に凱旋したかった。
結果を言えば、わたしの鼻注は失敗した。
というのは、どれだけ挿入しても喉までおりていかないのだ。
わたしと外来の看護師さんはあーでもない、こーでもないと言いながら、8回くらい挑戦した。
10cmくらいまで入ってるのに、絶対そこから先にチューブが進まない。何か壁がある。
たまりかねて主治医が呼ばれた。
主治医は患者の鼻に経管栄養チューブを入れることに慣れている。胃カメラを経鼻で行う手技にも精通している。期待は高まる。しかし入らなかった。主治医も困っていた。
違う先生を呼ぼう。ということになった。
主治医が違う先生を連れてきた。主治医と先生で鼻の解剖学的な構造や、これまでの経験から絶対こうすれば入るよねなどと話しながら経鼻チューブをわたしの鼻の穴に何度も突っ込んだ。
それでもわたしの鼻の穴はチューブの先端をその先へと通さなかった。わたしの鼻の穴の奥には全盛期のオリバー・カーンでもいるのだろうか?わたしのオリバー・カーンは医師二人が放つ渾身のシュートをいとも簡単にブロックした。
「こんなことは初めてだ。」
「鼻の中をカメラ使ってみてみたい。」
等のことを2人の医者は小声ではなしていた。
わたしの鼻の穴の構造で新しい論文でも書けそうな口ぶりだった。
こんなところで、わたしは個性を発揮したくなかった。
結果として、何度やっても入らないので2人はサイを投げた。
でもわたしは諦められなかった。なのでチューブを3セットもらってきた。
自主練してくださいという。
本当に悔しいから頑張りたい。
経鼻チューバーの仲間入りがしたい。
ブログの書き出しで「ブンブンハロー、経鼻チューブ!」という挨拶も考えていたのに。
なのであとでお風呂から上がったら練習しようと思います。
そんな感じでしたー。
とても残念です。
朝起きたら900kcalからスタート!っていう強くてニューゲームみたいな生活がしてみたかったです。
また何か進展があったら書きますね。
追記
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