【朗報】エレンタール鼻注が成功【泣いた】
↑の記事の続きです!タイトルの通りなんです!
聴いてください
おとといの話です。
わたしはもう病院で鼻注出来なかったことが悔しくて悔しくて
家に帰ってもモヤモヤしてたんです。
1歳の娘とお風呂に入って家族でご飯食べて、夕食後の家族の団欒の間もずっとエレンタール鼻注が出来なかったことを悔やんでいました。
(早く娘を寝かせてエレンタールの鼻注を練習したい・・・早く娘を寝かせてエレンタールの鼻注を練習したい)
かわいい娘と遊びながらそんなことばっかり考えてましたごめん娘。
娘は21時にすんなりと寝てくれました。
やっとわたしに自由時間が訪れました。
(早くチューブを入れたい。早く鼻からチューブをいれたいよ!)
わたしの気持ちの高ぶりは、即座にカテーテルの袋を開封させていました。
鼻注初心者のわたしはやはりまだ鼻からチューブを入れることに恐怖を感じます。
しかしそれよりも早く経鼻チューバーの仲間入りがしたいという思いが強かったのです。
経鼻チューブの袋を開けたその時でした。
わたしは「音楽を聴きながらチューブを入れればうまくいくのでは?」ということを閃きました。
すぐさまわたしはiPhoneとイヤホンを接続すると両の耳にイヤホンをセットしました。エレンタール鼻注の女神はわたしに迷うことなくある曲の再生ボタンを押させました。
XJAPANの 紅です。
絶対これだと思いました。
ゆっくりとしたバイオリンの伴奏で始まる紅のイントロ
わたしは覚悟を決め、バイオリンの伴奏に合わせてチューブを鼻の穴の奥に進めます。
しかしそこは医者が匙を投げたわたしの鼻の穴。全盛期のオリバー・カーンは夜の時間もスーパーサーブでわたしのシュートを拒み続けました。
わたしが諦めかけたその時、曲の2:00辺りから紅はゆっくりとした曲調から一転します。
TOSHIの鋭い高音とYOSHIKIの激しいドラムのリズム。わたしのテンションは徐々に上がります。「いけるきがするッ」わたしはそのリズムに乗せて経鼻チューブのシュートを次々と鼻の奥へ放ちます。するとその時!チューブは一気に喉頭部を越え、食道の奥深くの暗闇へと消えていきました。経鼻チューブは綺麗な放物線を描きます。胃の上部からゴォーール!という実況の声が聞こえ、スタジアムのわたしのサポーターは皆立ち上がり、抱き合いながら喜びます。XJAPANのメンバーもその光景に満足気です。
「行ったあああ!!」
わたしは近くで自分の足の裏を木の棒で揉んでいた嫁に叫びました!
嫁は自分で経鼻チューブを鼻の奥に挿入し続ける夫の様子を先ほどから怪訝そうな顔で見ていました。「見てるだけで気持ち悪いからあっちでやってよ」と嫁は私の快挙に不満気です。
「いやいや、あんたも看護師なんだから、これくらい慣れなさいよ」
「絶対無理。さっきオエッてなってたときわたしも吐きそうだった」
「毎日やってたらその内慣れるよ」
「それは絶対ない」
理解を得られずトボトボ自室へとチューブを挿入したまま帰るわたし。
しかし嬉しさの余韻から、チューブが入ったまま自撮りするわたし。
その後も紅のリピートを数回行い、計3回経鼻チューブを胃に到達させました。
「ハットトリックじゃん」わたしの興奮は最高潮に達していました。
新たな経鼻チューバ-の誕生です。しかしわたしの経鼻チューバー人生は始まったばかり。いやまだポンプを借りてないので始まってすらいません。
これからもこの結果に奢ることなく、経鼻チューブを鼻の奥に到達させる自主練を積んでいきたいと思います。
経鼻チューブが入らないと悩んでいる方。
自分の好きな曲を流しながらチューブを挿入してみてはいかがでしょうか?
案外ノリでいけるかもしれませんよ
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