NO クローン NO LIFE

クローン病に人生を振り回されてる人が書くブログ

クローン病患者の富士山デビュー

 

どうもこんにちは

無事おととい下山して参りました。

悪天候のなか富士山へ〜とか煽ってましたけど下界は雨でしたが富士山の5合目はまさかの快晴でした

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富士山5合目 雲海が幻想的

 

 

しかし、今、下半身は前例にない筋肉痛に襲われております😵

なばーゆです。

 

 

クローン病患者を代表して富士山の富士宮ルートを単独無酸素登頂してきました。

 

 

どうだったかって?

 

もうね、完全に富士山を舐めてましたね

 

富士山って日本一高いだけで、小学生でも登れる山だって聞いてたんですよ。

実際小学生くらいの子は登ってましたし。

じゃあランニングを、趣味にしてるなばーゆの敵じゃないよね

 

とわたし思ってました。

 

今回は完全にカウンターをくらった形になりました

んま、結果から言えば登頂はできたのでクロスカウンターがお互いに入って両者ノックダウンなのかもしれませんが(何言ってんだ

 

 

しかしね、

富士山てね

めっちゃしんどかったんすよ。

登りの8合目までは私の圧勝だったんですよ?

全然疲れてなかったから。

 

1日目は8合目の山小屋で泊まるんですけど、これが地獄でした。

山小屋の宿泊施設って超狭いんです。

1・5畳くらいのスペースにおじさん2人の間に挟まれて寝なきゃいけないんですよ。

つまり1・5畳のスペースにおっさん3人がすし詰め状態なんですよ。

隣のおじさんとのスペースなんてなくてほぼ密着状態。

わたしあの状況では寝れませんでした。両サイドのおじさんはスヤァでした。

良いおじさん達だったんですけどね。

 

そんな寝不足の状態で夜中の00:30には起きて頂上向かって御来光見るために上がるんですよ。

もうほんと超しんどかったです。

膝がガクガクになったのいつぶりでしょうか

 

 

 

そして富士山って知ってました?

めっっっちゃくちゃ寒いんですよ🥶

 

 

登山前日の話なんですが

うちの嫁は心配症なので今回の登山に向けた装備を準備してくれたんですけどね

「いやいや、そんな寒いわけないやん」ていうくらい冬用の服をわたしのカバンに詰めてたんです。

カイロまで入れちゃって。私それ見て「HAHAHA、エベレストじゃないんだから」とか「おれはジョージ・マロリーか」とか言って爆笑してたんですけど

ガッツリ装備全部使いました。登山しながら「帰ったら嫁に感謝しなければ・・・」と独り言つぶやいてました

 

なので富士山は絶対そんな冬に着るような服いらんわ。ってくらいがちょうどいいです。

てかむしろそれでも頂上はクソ寒かったですし😅

 

夏だからってtシャツでいったら絶対死にます。

頂上付近は雪の残ってたしね。

 

 

あと富士山の手強いところはこれ

 

トイレが有料なんです。

一回200円するんすよ!

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ほとんどのトイレで係の人が徴収してるの

やばくないですか?クローン病患者にとってはそれだけで詰むくない?

トイレだけで旅費がなくなりそうな勢いですよね。

トイレどころか全ての物価がインフレを起こしているのが富士山なんですが。

 

 

んま富士山の悪口をここまで言ってきましたけど

富士山からの景色はとても素晴らしいものでした。

わたしが登った静岡県側から登る富士宮口ルートはてっぺんまで登らないとご来光は見れないのですが、代わりに夕方になると富士山の影が雲に映る影富士が見られます。


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とても綺麗でした。

 

あと富士山9合目の萬年雪山荘で飲んだ甘酒!

わたし甘酒あんまり好きくないんですけど、なんか美味しいって書いたブログを読んだ記憶があって騙されたと思って飲んでみたんですよ。

これがもうめっっちゃくちゃ美味しくて。余裕で今年一番美味しかった飲み物に認定されました。

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下山時にもリピートしちゃいました。500円もするんですけどね。

 

富士山の頂上には3:30頃着きました。

さっきも書きましたけどえげつない風が吹いててめちゃくちゃ寒かったです。

雨の日登るとか考えられません。寒さで死人が出ないのが不思議です。

わたしも山頂に着いたのは嬉しかったですけど寒すぎて早く下山したくてしょうがなかったです。

御来光は残念ながら見れませんでしたが綺麗な景色は見れてよかったです。

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平日でしたが人多かったです

 

 

 

で、わたしは富士山下山においてあるルールを思いつきました。

それはすれ違う人全員に挨拶すると言う爽やかなルールです。

知らない人でも同じ目標に向かって努力してる者同士、挨拶したら気持ちいいと思ったんです。

一見返事なさそうな無愛想な人にも挨拶すると意外にも笑顔で挨拶返ってきて嬉しかったです。

挨拶って大事ですね。

 

 

という訳でクローン病患者の富士登山デビューでした。

御来光のリベンジは今はまったく考えられないですね。

山頂でエレンタールもそれどころでなくて飲めませんでした。

しかしもう登りたくない😅

 

ですがわたしの昔からの夢だった一回は富士山に登るという目標は達成できました。

生まれたての我が子を抱っこするだけで息が上がってたクローン病患者が富士山登れるんだから現代医療には感謝です。

 

 

富士山ありがとー!