クローン病患者はお金が欲しい
わたしはお金が欲しい
切実におもう。
これはクローン病患者のみならず、全人類共通の願いだろう。
ていうか、お金が欲しいという願いは、すごく切ない。
とてもひもじい雰囲気が出る。はやく日本政府になんとかして欲しい。
このページにクローン病患者でも簡単にお金が稼げる方法などかいてない。
そんな方法を知っていたらこんなタイトルなど付けないし、もし知っていたら、すぐにこのブログにてその方法をクローン病の皆さんに紹介するだろう。
もしわたしがそのクローン患者でも簡単にお金を稼げる方法をこのブログで紹介したら。
その方法が上手く浸透すれば、5年後くらいには日本の長者番付の上位はクローン病患者で独占されるだろう。
日本国内で少しづつクローン病患者の発言権は大きくなる。政界に進出する者さえ出てくるかもしれない。
日本政府はクローン病患者が各ジャンル・業界で頭角を現してきたことに危機感を抱くだろう。
このままでは日本の行政はクローン患者に乗っ取られてしまう。
彼らは日本医師会に相談するはずだ。「あいつらをなんとかしてほしい」
日本医師会は優秀な医師達を全国から招集するだろう。
東京のとある高層ビルの地下にある、大きな会議室で会議が開かれるはずだ。
議題は【どうすればクローン病患者を根絶やしにすることができるか】
日本の頭脳達が意見を交わす。段々と議論は熱を帯びていく。
「味の素を倒産させればいい」「レミケードのねずみ要素をアップさせればいい」
そんな残酷な意見もあるいは出てくるかもしれない。そんなことをすれば殺人だ。
しかし彼らはそこは医師である。倫理観のある医師も会議に参加していた。
「じゃあさ、クローン病治しちゃえばいいんじゃね？」
！ おお、それいいね。となるに違いない。
これなら合法的にクローン病患者を根絶やしに出来る。
すぐさま日本政府はクローン病の治療や研究に多額の予算を投入する。
日本の危機を回避するためにクローン病を治せばいい。彼らの研究心に火がついた。
研究が何年か続いたのち、ついにクローン病のメカニズムと完治させる方法を突き止めた。
すぐさま全国の病院で新薬や治療法が実用化されはじめる。
クローン病完治！の活字が新聞の一面を賑わすだろう。
クローン病患者の書くブログには日夜喜びの声が投稿される。
そしてクローン病が完治したことで今度は潰瘍性大腸炎や関節リウマチもついでに治る方法が編み出されるだろう。なんだこれ素晴らしい世界。
（お金が欲しい）
わたしはそう思いながら100円ショップのダイソーで買い物しつつ上記のような妄想をしていた。
わたしがクローン病患者が簡単にお金儲けをする方法さえ編み出せれば、こんなにも素晴らしい世界がやってくるというのに。わたしには今まったくその方法が思いつかない。
I have a dream....
方法を思いついたらすぐにここで発表しますね。
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